2021.10.13
お久しぶりです。新米スタッフのまあやんです。
本日は、9月に開催されたセミナー
「乳幼児期からのラーニングストーリーを通した子ども理解と保育者養成」のレポートを記させていただきます!
9月4日、子どもの姿をデジタルで記録・蓄積するツール「ストーリーパーク」の導入事例を紹介するイベントが開催されました!
3名のゲストをお招きし、幼児教育における活用方法をそれぞれの視点からご紹介いただきました。
幼児理解に対する認識の変遷や保育者教育への活用方法、
そして保護者との
関係構築における存在意義等お話いただきました。
本レポートでは、各登壇者の方々がどのような思いをリスナーに伝えたのか、
ちょこっとご紹介しようと思います!
最初のプレゼンターは、上田 敏丈先生です。
名古屋市立大学大学院人間文化研究科の教授を務めており、特に保育者の専門性を中心に幅広く研究を行なっていらっしゃいます。
「幼稚園幼児指導要録から読み解く幼児教育の在り方の変化」についてお話してくださいました。
2017年以降、幼稚園幼児指導要録の表記が変化し、それに伴い幼児教育の在り方が変化したそうです。
子どもたちのできないことを探すのではなく、
何ができるのか、またそれぞれどんな良さがあるのかを探す。
このようにネガティブ面を見る赤字主義からポジティブ面を見る黒字主義に変わっていきました。
また、じっくり良さを見つけていくプロセス評価という考え方へ変わったとも言えますね!
子どもたちの良いところを発見していく機会として、
そして長い期間子どもたちを見つめ記録していくツールとして、
「ストーリーパーク」は最高の手段となりそうですね!
2人目のプレゼンターは、小原 敏郎先生です。
共立女子大学家政学部児童学科にて教授を務めており、大学ではストーリーパークを使用して記録の可視化、共有化をすすめていらっしゃいます。
小原先生からはストーリーパークの導入事例に関してご紹介いただきました。
ストーリーパークユーザーでも珍しい使い方をしているんです!
それが…
「保育者養成」!
保育士を目指す大学生の授業にて実習記録として活用しています。
それにはこんな目的が隠されていました。
・学生が主体的に参加できる活動にする
・「子どもの育ち」を捉える視点を養う
・「学生の思いや学び」を可視化・共有する
学生が実習現場にて自身のアンテナを張り続けられるような導線を作り、
且つ積極的な学びを促進記録していく。
こうした使い方もできるんだ!ストーリーパーク!と感じられたご講演でした。
そして最後のプレゼンターは、森 美千絵先生です。
学校法人正和学園 幼保連携型認定こども園町田自然幼稚園 副園長であり、
ストーリーパークを使用して子どもたちの成長を見守っていらっしゃいます。
森先生にも園内におけるストーリーパークの活用方法に関してお話していただきました。
ズバリキーワードは…
【繋ぐ】
園と子どもと家族を繋ぎ、
いつどこにいても子どもたちがどんな学びをしているのか見えるような状態を実現しています。
ストーリーパークには「タグ付け機能」が搭載されています。
また、どの子にはどのタグをつけることが多いのか、その傾向を分析することも可能です。
スタッフが投稿する際に「この出来事のキーワードとなるのは何か」タグ付けすることで、
子ども一人ひとりの考えの傾向を図っているのです!
コロナ禍でなかなか直接関わりを持つことのできない今だからこそ
デジタルツール「ストーリーパーク」を通して関わりを持つことができているそうです!
いかがだったでしょうか?
少しでもデジタル記録帳である「ストーリーパーク」の魅力を感じてもらえていたら幸いです!
写真や動画は、子どもたちの成長の一瞬一瞬を捉えます。
またそれを単発で残していくのではなく、
その子のストーリーとして継続的に蓄積していくことに意味があります。
「我が子の世界」を築いていけばいくほど、我が子の成長をしっかりと見守ることができるのです。
今回ご紹介したように保育者の育成や園と家族のボンド等、
ストーリーパークの可能性は無限大です。
今後もストーリーパークのイベントを開催していく予定ですので、
気になった方は是非次のイベントにもご参加くださいね!
そして!この記事を読んで、イベントに興味を持ったそこのあなた!
現在本イベントのアーカイブ配信を行なっております。
気になった方は是非お申し込みください!
See you soon!!:)