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品川女子学院が目指す英語教育とは?
『世界で活躍できる女性』を育成する品川女子学院は、どのような英語教育を目指しているのでしょうか。英語科主任の山岡先生にインタビューしました!

品川女子学院

導入事例

2021.01.22

品川女子学院は東京都品川区にある私立女子中学高等学校です。

 

品川女子学院は28歳をゴールイメージとし、能動的に人生を創ることのできる女性を育成する学びを提供しています。また教育目標の1つとして『世界で活躍できる女性』を育成することにも注力しており、英語では4技能を伸ばすことに焦点を置いた教育を実施しています。

 

現在は中学1年生から実施されている英会話の授業や、高等部のアウトプットを意識した授業を、15年以上弊社の外国人教師が担当させていただいています。

 

どのように外国人教師を活用しているのか、英語科主任の山岡幸司先生にインタビューをしました。

実践でも受験でも対応できる英語力の育成

―英語教育に関する取り組みを教えていただけますでしょうか?

 

山岡先生

使える英語を身につけて欲しいという点から、英語をアウトプットができる環境をできる限り生徒に提供しています。「ニュージーランド修学旅行」や、高等部生の希望者を対象に行われる「海外留学プログラム」などを目標に、使える英語を身につけることを意識した授業も行っています。

同時に、私達は大学附属校ではなく、ほとんどの生徒が大学受験をする学校なので、大学受験を意識した授業も行っています。

 

スピーキングテストの様子

使える英語と受験英語というのは、実際どのような差があるか教えてください。

 

山岡先生

そこまで大きな差はないかもしれません。しかし私達が行いたい英語教育は、使える英語力を伸ばしていった結果、いつの間にか大学受験にも対応できるようなものです。まだ実施できている取り組みは一部ですが、例えば英会話の授業では外国人の教員と対話形式で行う個別のスピーキングテストを設けており、より自然な形でアウトプットができる場を設けています。これまで習った文法や語彙を使うことで、確実に知識が定着していくと考えております。

 

外国人教師導入で学校生活を留学に

―貴校が考える外国人教師導入の必要性とは、なんでしょうか?

 

山岡先生

生徒に外国人教師と会話させる意味は、会話する際の緊張感と伝わった時の達成感にあると思います。日本人教員との英会話の場合だと、最終的には日本語が通じるので生徒に甘えが生じ、実際に海外で英語を使う場面とは心理的にもかけ離れてしまいます。職員室にいる外国人教師を呼ぶ、廊下で話すなどの何気ないことも、全てが学びになると思っています。

 

―授業だけでなく、普段の学校生活が学びになるのですね!その上で、貴校が外国人教師に求める能力を教えていただけますか?

 

山岡先生

外国人教師に限らないことですが、生徒と信頼関係をしっかり築ける方が必要です。言語の壁がある分誤解が生じやすいので、寛容でお互いに理解し合えるアプローチができる先生が必要だと思います。

英語指導の面だと、単純に文法や語彙教えるだけでなく、それらを習得することで何ができるのかということを生徒に伝えられる先生が求められると思います。

 

 

弊社がご紹介している教師にどのような仕事を任せているのでしょうか。

 

山岡先生

中1から高2までの英会話やアウトプットを意識した授業のレッスンプランの作成と指導をお願いしています。学年ごとの授業目標を教員間で共有した上で、外国人教師に授業案を提案してもらい、英語科でさらに内容を詰めていく形です。英検の二次面接等が近くなると、生徒それぞれが外国人教師と模擬練習をしています。

 

また、ECC(English Cross Cultural部)では、スピーチや文化祭でのプレゼンの指導をしていただいています。

 

長年ご利用いただいている理由

―貴校には長年、弊社の外国人教師リクルーティングサービスをご利用いただいております。15年以上継続してご利用いただいている理由を、お聞かせいただけますでしょうか?

 

山岡先生

やはり良い先生が多いなという印象です。

 

過去にご紹介いただいた先生も、今派遣いただいている先生も、生徒との信頼関係構築が上手く、大変助かっております。英語が好きでない生徒もいるのですが、そのような生徒にもコミュニケーションを取ろうと努力してくれています。

 

またネイティブの先生には、雰囲気やテンションだけで授業を行う方もいますが、グローバルパートナーズにご紹介いただいた先生は落ち着きながらも、しっかり生徒を気にかけながら授業をしてくれます。授業1つ1つに狙いがあり、それを我々英語科にしっかり共有してくれるので、安心して任せられますね。

 

―ありがとうございます!

時代に合わせた英語カリキュラムのアップデートが必要

―では最後に国際教育、外国語教育に関する今後の展望を教えてください。

 

山岡先生

「品女に来たら英語ができるようになる」と思ってもらえるよう、英語カリキュラムを今の時代に合わせてアップデートしていきたいと考えています。その際ネイティブの先生や若い先生から意見をもらい、より優れたカリキュラム作りをしたいと思っています。

 

―素敵なメッセージをありがとうございます。今後さらに貴校の英語教育をサポートできるよう、質の高い教師をご紹介いたします。本日は、貴重なお時間をありがとうございました!

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